9月23日、24日と開催された、スイセンプロジェクト in 仙台に行ってきました。
柳生真吾さんの呼びかけで、園芸界の大スターが一堂に会し、全国から集まった心のこもった球根をくばっちゃおう、そして来春、東北をスイセンの元気な黄色で埋め尽くしちゃおう、という、このイベント。
見逃すわけにはいきません。
『プランツ・ウォーク』(講談社/10月15日発行)で真吾さんと絶妙のコンビネーションで皆をうならせた、いとうせいこうさん、
盆栽プリンセス・山田香織さん、バラの化身・大野耕生さん(貴公子と言われてますが、
ご本人はまじめで素朴な好青年)、低音で観客をしびれさせるランの江尻光二さん、
クレマチスを愛してやまない金子明人先生、なぜかカメレオン連れの田中哲さん、
路上いけばな教室を展開した竹中麗湖さん、キャスターの須磨佳津江さんなど、その名を連ねればファンならずとも卒倒しそうな面々。
これぞ夢の共演。
せいこうさんと真吾さんのトークでは、スイセンプロジェクトの経緯が軽妙に語られ、さらにその先の大きな夢まで飛び出し、会場のお客様のなかには目を潤ませる方も。
イベントの詳細は多くの方々がブログなどにアップされてますので、そちらに譲るとして、熱い熱い2日間でした。
当学会は支援手ぬぐいを販売させていただき、やはり2日間で150本ほども買っていただきました。
売り上げ一部、500円×約150本=75000円近くはのちほどプロジェクトの基金として寄付いたします。この場を借りて、お買い上げいただいた皆様、販売にご協力していただいた皆様に、熱くお礼申し上げます。
で、初日の小さな打ち上げをせいこうさんを囲んでやりましょう。
ということで連れて行っていただいたお店が、
サンモール一番町からさらに入り込んだ路地「いろは横町」。
かなり路地裏園芸の匂いのするいい路地でした。
そのなかの奥のほうにあったお店・宮城の地酒「なつかし屋」さんにみなでずらり並んで乾杯。
話もはずみ、いい心地でトイレを尋ねると、「右へ20歩」と店主の種澤和五郎さん。
ちょうど20歩歩いた右手にトイレ、その向かい側に喫煙所か、灰皿と花。
これは明日の朝、あらためて観察に伺おうと決心し、いろは横町から国分町へと、夜は更けていくのでした。
翌朝、ホテルから会場までを園芸観察。
仙台の一番町界隈は道路が広く、歩道もゆったりと作られていて、
歩くのにいい街でした。
でも園芸が少ない。
あえて遠回りして路地のありそうな方面へ。
ありました。震災の被害もかなりあったのでしょうが、
いまは鉢も塀の上に並べられたり、駐車場に集められたり。
それぞれの場所で太陽を浴びておりました。
そして、朝のいろは横町。
トロ箱園芸じゃなくて、段ボール園芸
しっかりヒモ園芸も。
いろは横町、外から見たらグリーンカーテンやってるじゃないですか。
どおりでゆうべが涼しかったよ。
喫煙所の園芸と繁茂するツタ(クズ?)などに元気をもらいながら、
会場へ。
もうみんな始めてる!
いけない。またpakomaのI田さんから叱咤のお言葉をいただいてしまう。
出会いがあり、笑いがあり、感動で満ちた2日間でした。